3.市議会の運営
定例会と臨時会
市議会には、定例会と臨時会があります。定例会は通常、年4回開かれます。
- 第1回定例会:2月から3月
- 第2回定例会:6月
- 第3回定例会:9月から10月
- 第4回定例会:12月
(月は通常の例です)
臨時会は必要に応じて開かれますが、定数の4分の1以上の議員から請求があったときは、市長は臨時会を開かなければなりません。
定例会の流れ
1.本会議
開会
議長の開会宣言で活動が始まります。
提案説明
市長及び議案を提出した議員が議案の提案理由を説明します。
代表質疑
各会派の代表議員が議案について質疑し、提案者に説明を求めます。
一般質問
発言を通告した議員が市政全般について質問し、執行部の説明を求めます。
委員会付託
議案は、常設の5つの常任委員会に分割付託します。
なお、予算の議案については予算等審査特別委員会を、決算の議案については決算等審査特別委員会を設置して付託します。
2.委員会
常任委員会(5委員会)
それぞれの委員会に所属する議員が専門的に審査の上、委員会としての賛成・反対を決定します。
予算等審査特別委員会・決算等審査特別委員会
予算・決算の議案審査の際に設置され、一問一答方式によって詳しく予算・決算について審査の上、委員会としての賛成・反対を決定します。
3.本会議
委員長報告
各委員会が委員会での審査の経過や結果を報告します。
討論
議案について、賛成・反対の意見が述べられます。
議決
議案について、賛成・反対の議決を行います。
閉会
議長の閉会宣言で活動が終了します。
本会議
本会議は、議員全員で構成され、市議会の意思を決定するほか、市政全般について質問を行う会議です。
市議会に提出された議案や市議会としての意見表明などの可否は、最終的にはすべて本会議において決められています。
本会議を開くには、定数の半数以上の議員の出席が必要であり、市議会の意思は、原則として出席議員の過半数で決します。
委員会
市の仕事は非常に幅広く複雑です。そこで、本会議での審議を効率的に行うため、本会議で選任された議員で構成する委員会を設け、議案などを専門的、能率的に審査しています。
広報委員会名簿(広報委員会は議長の委嘱によります)
当初予算、各会計決算の審査のために次の特別委員会が設置されます。
- 予算等審査特別委員会
全議員で構成する特別委員会を設置し、当初予算について審査を行います。 - 決算等審査特別委員会
監査委員を除く全議員で構成する特別委員会を設置し、各会計決算について審査を行います。